父との時間

福井で暮らす父は82歳

足腰の弱った老人ですが 頭は健康そのもので 今でも午前中だけは仕事場に

行っています。 

大した仕事をしているわけではないのですが 着替えて出かけることが大事!

というわけで 毎日9時から12時まで母に車で送り迎えをしてもらいながらの

出勤です。

母が旅行で出かける時は 私が母の代わりに父の世話のために福井に帰ります。

先日も数日間 父の世話をしていました。


父と二人だけの日曜日

お昼ご飯を食べに『越前の里 味真野苑』まで1時間近いドライブをしながら

出かけていきました。

越前の里 味真野苑とは こういうところです。
お探しのページが見つかりませんでした - 越前市
この苑の中に『万葉庵』というお食事処があります。 

そのお店は 越前海岸で漁師をしている方のご家族がやっています。

なので 新鮮なお魚が自慢のお店です。


ゆっくりペースの父に合わせていたら お店に着いたのはおやつタイムの

3時頃^^;

なにせ 休日は朝ごはんが11時近くというスローペースの父なので

お昼も全く慌てません。

だーれもいない店内には父と二人だけ。

のーんびりした時間が流れます。

そんな私たちに合わせたかのように 食堂の方々ものーんびりしていて

東京での賑やかな生活に慣れてしまった私は 心底ホッとしました。


のーんびり待っていると ようやく出てきた海鮮丼

美味しかった〜^^

お刺身の切り身が大きく とにかく新鮮!

お腹も空いていたので 一気に食べてしまいました。

そんな私を見て 父は自分の定食に付いていたこれをくれました。

越前おろしそば 

お蕎麦の色は濃い灰色。 

そば粉の香りがして 大根おろしでさっぱり食べられます。

歯ごたえがしっかりしている越前蕎麦は 福井ならではの味わいです。


お腹いっぱい!

そりゃそうですね。 

父の分まで失敬して食べたのですから^^;


帰りの車の中

「今夜は夕飯いらんなー」と父。

「わたしもー」と私。


『やった〜 夕飯作らなくていいや^^』とひとりほくそ笑んだ50の娘でした。