計画性のない私

今朝の情報番組 『あさイチ』の特集は

オンナの選択『もし私が“介護できない”と言ったら・・・』というテーマでした。

介護は女性がするもの(娘や嫁)という考えがまだまだ根強く残っている中で

女性は介護で不幸にならないために、どんな方法があるだろうか

という内容でした。

私は家事をしながら 途中までしか見ることができなかったのですが

聞いていて特に印象に残った言葉に 

『今は介護を必要としていない元気な親でも 今から話し合って

 どうしたいか どうされたいかを決めておくべき。』という発言でした。


なぜ私がこの言葉に引っかかったかというと・・・


先日娘が結婚を前提にお付き合いをさせてもらっている男性のご両親と

お会いしてお話をしたときに 向こうのお父様からはっきりと

こう言われたのです。

「私たち夫婦は子供の世話になろうとは思っていません。

 私はあと数年で死ぬでしょうから そうなったら女房は家を売って

 ホームにでも入れと言っているんです。

 ですからお嬢さんに私どもの介護はさせませんのご安心ください。」


私達夫婦は言葉に詰まり 笑いでごまかすしかなかったのですが

あまりにも強くビシッとこういわれたのには驚きました。

よくよく聞けば お父様のお母さんの介護を 公務員として働きながら

奥さん(娘には義母なる方)がとても大変な思いをして面倒見たそうです。

その苦労をお父様は知っているので 子供達にはそういう苦労をかけたくないと

心底思っていらっしゃるようです。


あちらのご両親は60代後半  

リタイヤして年金暮らし 毎日悠々自適な生活ですから 

そう言うことも現実味を帯びているのでしょう。

こちらはまだなんとか 現役にしがみついて働いています。

老後を考えるどころか 親の介護の事も 仕事や遠方にいることを言い訳に

「まあ まだ大丈夫だろう〜」と頭の片隅に追いやってしまっています。

アラフィフの私たちとは やはり思いは違いますねー


それでも 私はあちらのご両親にこう言いました。

「お父様もお母様もお元気なうちはお二人でがんばってください。

 元気が無くなって お二人だけでは無理だとなったら

 その時考えればいいじゃないですか。

 それを拒否するような娘ではないですからご安心ください。

 私が自信を持って言えます!」

あちらのご両親は微笑んでいたようですが お酒の力とはいえ

私も結構きついことを言ったもんです。


介護と老後 考えていらっしゃいますか〜

全く考えていないにしけいです。

だって 考えてもどうしていいかわからないんです。

「なるようにしかならないさ〜」が結論です^^;



長くなってしまった文章を 最後まで読んでくださり ありがとうございました。