姉弟

昨日から 息子は京都の友人のところに遊びに行ってる予定。

東京から京都までの旅費とお小遣いを先日送ってますから。

なのに お昼ころ 息子から電話。

息子「お母さん!通帳に1000円しかないから 25日の仕送り前倒しで送って!」

母 「今どこなの? 京都?」

息子「大阪。今からお姉ちゃんと会うの。あっ お姉ちゃん来た!」

母 「お姉ちゃんとランチするの?」

息子「多分。お金たのむー」

母 「大丈夫!通帳がマイナスになっても その通帳で定期預金してあるからお金は

   引き出せるから。」

息子「そうなんか! わかった!」

母 「京都の友達のところでは?」

息子「昨日友達のとこに泊まって 今日も泊めてもらう。明日深夜バスで帰るから。」

母 「了解! お姉ちゃんいるなら変わって?」

娘 「なに〜?」

母 「今からランチ?」

娘 「うん。。。」

母 「生活大丈夫なの? 次の仕事まだみつからないんでしょ?」

娘 「生活は今のところ大丈夫! 就職は決まったら連絡する。」

母 「お父さんが心配してるから 連絡はこまめにしてね。」

娘 「わかった!」

母 「じゃあ 気をつけてね。」


なんか 狐につままれたような会話でした。

息子は京都で友達と遊んでいると思ったのに 大阪で姉とランチ。

きっと 友達と一旦別れて 姉に会いに行ったのでしょう。

3歳違いの姉弟は 面倒見のいい姉がいつも優等生で どこか抜けてる弟を

カバーしてくれていました。

それでも 中学・高校になると姉弟の会話はめっきり減り 仲がいいのか悪いのかさえ

わかりませんでした。

そんな二人が 父も母も知らないところで連絡を取って 会っているなんて

ビックリです!


二人とも18歳で親元を離れ 一人暮らしの大学生活を経験して 今まさに

二人ともが社会の洗礼を受けるべく 就活です。

姉は2年間の社会人生活を一区切りして再出発の模索中。

弟は就活を何とか成功させて 内定にまでこぎつけてはいるものの こんなご時世

油断は禁物。

親には話せないようなことも 姉弟だからこそ話せることがあるのでしょう。

でも 母は嬉しかったです!

たった二人の我が子が それぞれに離れていても仲良くしてくれていることが…


今夜はこのことを 真っ先に主人に報告です!