無事終了!

一週間のご無沙汰 にしけいです^^;

御心配をおかけした父の手術は 多少のハプニングはあったものの無事に終わりました。

術後も順調で 私も安心して名古屋に戻ることが出来ました。

明日退院の許可がでたそうで 東京の妹も今日の夕方戻ったそうです。


多少のハプニングとは・・・

父の病気はソケイヘルニア つまり脱腸です。

80歳を過ぎた高齢なので仕方のない病気なのですが 父は呼吸が弱く 麻酔をすると

呼吸が出来なくなる恐れがあり そうなると死に至ることになるかもと言われていたのが

少々不安材料でした。

手術室に行くのは朝8時40分。

手術に要する時間は1時間半くらいと聞いていました。

予定通り手術室に向かい 私達付き添いは待機室で終わるのを待つことになりました。

ところが 15分もしないうちに父が歩いて看護師さんと一緒に 私たちのところに

歩いて来るのです。

手術室に行くときも歩いて行ったのですが すぐに戻ってきたのでびっくり!

なんと 緊急手術が入って 父は後回しにされたそうです。

手術室のベッドに横たわり 心電図の器具も装着されて 後は麻酔をするのを待つばかり

の状態にまでなったのに 器具をはずし ベッドから降りて ビデオテープの逆回転

のように私たちの前に戻ってきたのです^^;

結局手術は午後に延期。

私達も母と私はいったん帰宅。 下の妹が病院に残ることに。

真ん中の妹は仕事なので 終了次第来ることになっています。


仕切り直しで 11時過ぎにまた病院へ。

午後と言っても何時との指定があるわけでは無いので 早めに待機です。

結局 12時30分に手術室へ。 私達は待機室へ。

待機室には 5家族くらいの方がいました。

長椅子に腰かけて 話すこともはばかられるシーンとした待機室にいるのは

結構辛いもんです。

生死をさまようような手術だったら どんな気持ちで待つんだろうと思って

しまいました。

遅くても3時には終わるかなと思ったいたのですが 4時になっても出てきません。

そのうち 真ん中の妹も仕事を終えてきました。

夕暮れになってくる窓の外を見ながら 「洗濯物干しっぱなしだー」なんて思ったり。

とうとう5時をまわりました。

私達3人で

「なんかあったら 言いに来るよね」などとコソコソ話しなんかしながら 

不安を打ち消していました。

そして 5時20分。

終わりましたとの連絡を受け ストレッチャーに乗った父とともに病室に戻りました。

やはり 術後すぐですから まだ麻酔でもうろうとしている父は すごく痛々しく

弱々しく そしてそんな父を見るのは胸が痛みました。

手術が延びたのは 腸の癒着が思った以上にひどくて それを剥がすのに

相当時間がかかったそうです。

「それでも 問題なく終わりました」と主治医に言われ やっとほっとしました。

麻酔が覚めていく過程は相当辛いらしく そばにいて痰を取り除いたりして

面会時間ぎりぎりの20時までいました。

後は看護師さんにお願いをして 私達は帰宅。


ハプニングのおかげで 朝の8時から夜の8時まで本当に長い一日でした。

それでも無事に手術が終わったことに感謝して 疲れ切った体を実家で放り出し

かしましい会話が始まりました。

身体は疲れていても 口は元気はつらつな3姉妹です^^;