家族

まだ のどの痛みと声枯れと咳がはっきりしないものの 

そろそろ健康体が恋しくなりジムに行きたくなりました。

12時15分からのアクアビクス(プールの中でエアロビクスをします)に出ようと 

だらだらやっていてまだ掃除途中のとっ散らかってる部屋をそのままに 

ジムに行きました。

45分のアクアビクスはやはりしんどかったのですが そのあとお風呂で温まり

みなさんとおしゃべりしたらスッキリして気分よく帰って来れました。

時計は午後2時をまわりお腹もぺこぺこ。

掃除途中の乱雑な部屋のテーブルでガツガツお昼を食べていると 携帯に電話です。

娘から。。。 珍しい。。。

「お母さん! そろそろ来てくれない?」と明るく言います。

「どうしたの?」と私。

「別にどうって言うわけじゃあないけど そろそろ来てほしいなあと思って。」

今まで娘が私に「来てほしい」と言ってきたのは 心がクタクタに弱っていたとき

だけでした。 でも 今回は明るい声。

「来てほしいって 掃除でもしてほしいの?」と私。

「まあね。ちょこちょこ掃除はしているけど やっぱり汚いところあるし」と娘。

私としては行きたいのはやまやまですが 体調のことを考えると少々不安も。

だけど 滅多に自分から来てほしいなんて言わない娘が元気な声で来てほしいなんて

言うんですから そこは頑張ります!

話し合って明日から3日間 行くことにしました。

そんな電話を切ったら 携帯に着信履歴があります。

今度は息子からです。

あわてて電話をするものの 繋がらず。

今就職活動真っ只中で 話すときも少々気を使ってしまう息子からの着信に

何があったのだろうと不安です。

それから数分後 息子から電話。

「なに? どうしたの? なにがあったの?」矢継ぎ早に言ってしまう母です。

「うん。内定一つもらえた。」少しだけ軽い口調の息子です。

「よかったね〜 一社でも必要としてくれるところがあったのは 有難いことだね」

母の私は胸にグッとこみあげてくるものを抑えながらも 涙声に…

「でも 今日も5時から面接あるし もう少し就活は続ける」と息子。

納得のいくまでやってくれればいい。そういう気持ちを込めて

「お父さんとお母さんは 出来るだけのバックアップはするから。」と答えました。

「お母さんに電話したけど話し中やったから お父さんに先に電話して伝えた。」

と息子が言ったので

「お母さん 今 お姉ちゃんとしゃべっていたから。

 明日からお姉ちゃんのところに行って来るわ」と答え電話を切りました。

私が娘と話しているときに 息子は主人と話していた。

あー 家族なんだなあ。 繋がっている。

言いようのない 絆を感じました。


私たち家族は3年前から 転勤で名古屋に来た私達夫婦 大学から関西に行き

そのまま関西で就職してしまった娘 大学から関東にいる4回生の息子

家族4人がてんでバラバラに暮らしています。 自宅だけが福井でお留守番。

こういう状況だから あの子たちは帰る所がなくて寂しい思いをしているんじゃあ

ないだろうか? と切なくなることもありました。

そんな時 自分にも言い聞かせる意味で 子供たちに言っていたのは

「あなたたちが帰ってくる所はお父さんとお母さんがいるところだから」 

この言葉の原点は家族という絆だったんだ!と確信した日でした。


それにしてもずっーと音沙汰の無かった二人が ほぼ同時に父と母に連絡するとは

なんか出来すぎ^^;