再開!グラスリッツエン 

展示会以来お休みしていたグラスリッツエンを再開しました。

あんなに騒いで 苦労して 迷惑をおかけした展示会作品も何とか人様に評価されて

本当に良かったです。


あれから半月。


展示会の余韻に浸りながら過ごしていましたが そろそろ次の課題に取り組む頃と

なりました。

今日は展示会以後初のお教室です。

まだ鼻はぐすぐすで喉はひりひりで声はがらがらなのですが 4日ぶりの化粧をして

地下鉄に乗りました。

いつものように お昼の人気のない薄暗いバーの片隅がお教室です。

ジャズが流れる店内に数人の仲間たちと先生で おしゃべり3 作品制作7の割合で

和気あいあいとやっています。


今日から新しいお題に入ります。

篆刻(てんこく)

針をグラスに90度の角度であててこつこつ叩いて彫っていく 私には初めての技法

です。

だけど 今日はまだ彫るまではいかずに その前の下処理段階です。

下絵をグラスに写図します。つまり下書きです。

出来上がりは繊細で美しい彫りものですが 最初はどうなることじゃらホイ!という

ところから始まるのです。

いつも思うのだけれど 

「私はこれを本当に作品として作り上げられるのだろうか?」と不安になるのです。

≪ローマは一日にしてならず≫

と言われますが グラスリッツエンも同じです。

わずかな彫りあとの積み重ねが作品に仕上がるのです。

これからの作品の出来上がる様子をよろしければ皆様ご覧になってくださいね。
このグラスにこの下絵を移します

写し終えたものです