歩いてみると・・・


愛知県津島市というところで 藤まつりが行われていました。

藤と言えば小学校の校庭にあった藤棚を思い出すくらいです。

家人の誘いでお弁当を持って出かけることにしました。

見事な藤棚を早速カメラに収めようとしたら デジカメを忘れてきた!


ショック!


上の映像はふてくされて携帯電話で写した画像なので アングルもひどくて

画像も汚いのですが 本当はこんなものじゃなくてとてもきれいで見事で 

藤の花の香りが辺りに充満していました。

楚々たる美人花と言われるだけあって 桜と並ぶ日本の花ですね。


藤まつりの会場からほどなく歩いたところに 津島神社がありお参りしてきました。


そのあと プラプラ門前を歩いていると

「くつわ」という看板を掲げたお店を発見。

「なに? くつわって」おそるおそるお店をのぞきこんでみるのだがわからない。

がらんとしたお店におじさんがいて お客さんの相手をしているみたいなんだけど

何を売っているのか さっぱりわからない。


?????


お見せの前をうろうろしていると 背後からおばさんが

「買うんだったらここのお店にしなさいね」とお声をかけてくださる。

「あの〜 何を売っているんですか?」と私。

「くつわと言って、うるち米にもち米を混ぜてせいろで蒸して砂糖を加えてもちにし

て 馬のくつわのような丸い形にして油で揚げたものだけど ここのお店だけは

すべて手作りしていて おいしさが全くちがうからここで買いなさいね。」

と 事細かに説明してくださり去って行かれました。  恐縮・・・


その説明に背中を押されてお店に入ると さっきのおじさんが愛想よく話しかけて

下さり 試食をすすめてくださいました。

「う〜ん 硬い! 歯が・・・  だけど おいしい・・・」

話好きな方らしく めざましテレビの取材があったり さだまさし板東英二

野々村誠などのタレントたちも番組で訪れていることを 写真を交えて話してくれま

した。 

説明の補足をすると このお菓子は天保11年(1840年)に最初に作られ、硬いけれど 
口の中で転がすと噛むほどに素朴なうまみと甘さが出てきます。


早速買い求めて お店を後にしました。


家人と二人で 

「歩いてみないとこんなお店があることなんてわからないよね〜」

なんて話しながら もう少し遠くまで歩いてみることにしました。
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