父の希望

福井に帰省していた先月。

足腰がめっきり弱くなって 杖が無くては歩けない父の希望で

山の中のレストランにランチに行ってきました。

一度行ってお気に入りになったらしいのですが もう一度行くことができなくて

私の帰省を待っていたらしいです。


父と母は二人で暮らしているのですが ここ数年 とにかく夫婦仲が険悪です。

昭和ひとけた生まれの父は とにかく亭主関白!

そんな父にずっーと我慢をしていたと自負する母は もう限界!

と できるだけ父と接しないようにしています。

とはいえ 寝食を共にしているのですから最低限の会話はありますけど。。。

でも 私が帰省しているときくらいは父と行動を共にしたくないようで母は

ランチ行きも拒否^^; 

なので 父と二人で出かけることになりました。


行き先はこちらのレストラン

場所は福井市の南東約10キロのところ一乗谷にある朝倉氏遺跡の近くです。

朝倉氏遺跡とは 戦国時代に朝倉氏五代が103 年間にわたって越前の国を支配した

城下町跡です。

この一乗谷レストランは 県産食材をふんだんに使用した一皿一皿と

窓から望む景色は、福井の四季を感じるのに充分。と説明されていました。

料理はこのような感じでした。







どれも優しい味だし 器にも目を引かれ 父が気に入るのがわかりました。


父は華道と茶道を若いころからたしなみ 四季のうつろいにとても敏感な人です。

私も小さい頃から茶会の場に連れて行かれ 茶道も華道も父から教わりました。

決して好きではなかったのですが この歳になると茶道も華道も自然と身に付いていることに

感謝しています。

父とのランチ 

穏やかに時間が流れ 残り少ないであろう父との時間がとても大切に思われました。。