この歳になったからわかります。

先日 スーパーでの出来事。

レジで精算をしてもらうのを待っていると

精算がすんで自分で袋詰めを終えた年配のお婆さんが スーパーの買い物かごを戻そうとして

1〜2歩歩いたところにあるかご置き場に 歩かずにポイッ!とかごを軽く投げました。

でも かごは2個ほど積まれているかごの上に乗ったのですがきちんと収まらず

結局はかご置き場まで歩いて行って 腰をかがめて直さなくてはいけない状況になりました。

その出来事が レジ精算を待っている私の目も前で起きたのです。

お婆さんは足腰が悪く 杖を突いてゆっくりゆっくりしか歩けず 腰をかがめるなんて

至難の業のような感じの方。

顔をゆがめながらそろりと歩きだし かごをきちんと直しに行きかけました。

その時私 とっさにひょいとかごを先に直してしまいました。

なんか 考える間もなく お婆さんの行動を見ていたら自然と身体が動いていたのです。

ゆがんだ表情だったお婆さんはビックリから笑顔に変わって軽く会釈してくださいました。

私も笑顔でお返し^^


そんな出来事 大したことではないのですが・・・

私はすごく心にひっかかりました。

身体が自由であれば何でもない行動なのに 加齢により足が弱り 腰が曲がりにくかったり

曲がったままだったり 思うように動けない体のもどかしさ。。

多分30代までの私にはわからなかったことですが 50代半ばになった現在

お年寄りの身体のもどかしさ しんどさがわかるようになっていたのです!

加齢。。

80代の人ほどではないけれど 50代なりに切実に感じています。

硬くなった股関節の痛みに悩まされたり 肩の違和感がしんどかったり

若い頃には無かった症状がどんどん増えていってるんですよねー

ウォーキングにエアロにストレッチに 最近はひとりヨガにもはまっていて

硬くなる体に日々抗っているけれど それでも容赦なく襲いかかる加齢。

先日お会いしたお婆さんほどではない現在の私 

それでも加齢の怖さが身に染みている現在の私が お年寄りにそっと手を差し伸べられたこと

自分でも驚いて そしてちょっと嬉しかったです^^


でもねー 

気持ちは全然若いですからね!