今日は

3月11日。

忘れてはいけない東日本大震災の起こった日です。 その頃は

私達夫婦は名古屋

娘は大阪

息子はつくば

家族がバラバラに暮らしていて それぞれの事がとても心配でした。

特に息子は 1週間電気もガスも水道も止まった中での被災生活でした。


あれから3年。

その息子も大学を卒業し 社会人となりました。

最近 息子が弱音を吐きます。

「一生この会社で働く自信はない。 だから辞めたい」とか

「会社でも自殺した人がいるらしいんだ! 気持ちわかるよ」とか。。。


母はドキッ!とします。

仕事を辞めることは納得できても 死を口にされたことには驚きでした。

悩んでいるのでしょう〜  それはわかります。

だけど それを死に結びつけてはいけません。


たくさんの若者や子供たちがこの震災で犠牲になりました。

そして たくさんの親たちが辛い思いをして生きています。

子供さんを亡くされた親御さんは言ってらっしゃいます。

「片時も子供のことを忘れたことはない。あの日から時間は止まっている」って。


私も想像してみました。

娘が 息子が 今 私の前からいなくなったら。。。

想像しただけで涙があふれ出て 受け止めることは出来ません。


『死ぬ気で頑張る!』という言葉がありますね。

本当にその通りだと思います。 

死を覚悟していたら何でもできるはずです。

簡単に死を口にすることは 生きたかったたくさんの人たちに申し訳ないです。


悩み苦しんでいるだろう息子にメールをしました。

『今できる事を一生懸命しなさい。必ず自分の身に付いていくから。

 今が人生の修業時代』って。

返信は

『わかった。ありがとう』でした。


どれだけわかっているかはわかりませんが いっぱい悩めばいいのです。

悩むことは前向きに考えている証拠なのですから。。。

そういう私も 新入職員のころはいつも辞める事ばかり考えていました^^;