お犬様

私動物が苦手なんですよねー この時代動物嫌いって結構肩身が狭く 露骨に

嫌な顔はしませんが 犬や猫が寄って来ないようにそーっと避けて歩きます。

動物を可愛がっていられる方に対してはなんの反論もありませんが 犬や猫を

抱いたり撫でたりしてみたらと言われてもそれは断固無理!

ペットフードが売られている通路は歩けません。写真の犬・猫に見つめられて

いるようで怖いんです。

つまり 私の生活しているテイトリーに犬・猫ちゃんが入って来なければ

何の問題もないわけです。

先日そんな私が思わず見つめてしまった犬がいます。

しばらくじっーと見ていたのですが 微動だにせずこの体制のままです。

隣にいた家人が

「置物かと思ったよ」と言ったので 

「置物じゃないのよね」と私。

「きっとご主人様にここで待ってろよ!って言われたから じっーと

待ってるんだろうな」と家人。

この犬の風貌からしたら『キャッキャ!キャッキャ』騒いでいそうなのですが

まるで昔の日本男児のように一点を見つめて じっ―とご主人様のお戻りを

待っているようでした。

「写真撮ろうっと」なんて言いながら 私は動かないこの犬をいいことに

「パチリ!」「パチリ!」と近づいて行きました。

でも大丈夫^^ 動かないんですよねー この犬。

私は生まれて初めて犬の写真を撮影しました。


お気楽ミーハーな私には目もくれず ひたすらご主人様を待っている(であろう)

このお犬様に立ち姿で人生を教わった気分でした。