夏の前半

夏の前半の疲れを取ろうと家人と二人「湯の山温泉」に行きました。

三重県菰野町というところにあり 名古屋から1時間もかからずに行けて 

御在所岳という山のふもとに広がる昔ながらの温泉場です。

名古屋に来てから2回行きましたが 結構お気に入りの温泉場です。

いつもはロープウェイで御在所岳を堪能してから温泉なんですが今日は温泉のみ。

夏の後半も元気に乗り切るための鋭気を養うための湯治です!

湯の山温泉はホテルや旅館のお風呂を日帰りで使わせてもらえる有難い制度が

あり とっても助かっています。

今日もそれを利用する予定です。

伊勢湾岸道路を使ってお出かけです。

途中御在所PAで休憩です。

そこで定番のご当地商品を見つけました。

ありそうですよね。

もう一つ 名前に釣られて購入です。

これはお昼を食べた長島PAで見つけて頂きました。

中身です。

ちっとも饅頭らしくなくてがっくり。

井村屋のあずきバーが丸くなったようなものでした。

大失敗!こんなものでカロリー摂取したことが悔し〜

気を取り直して 湯の山温泉到着です。

ここのホテルのお風呂にしました。

いいお風呂でした。

広くてきれいで ちょっと熱めの源泉風呂もそのまま入れて気持ちよく 

露天風呂も上と下2か所にあり 下の露天は裸でゆるやかな石段を下りて行くと 

驚くほど広いスペースでした。

ちょうど誰もいなくてその広いスペースに私一人。

お風呂の淵の石に座って足だけお風呂につかりながら 時々ふっ〜と吹いてくる

風に癒され そしてしみじみ自分の人生の幸せを実感していました。


一昨日 息子のアパートの掃除をフウフウいいながらしていた時。

高校の同級生で同窓会長のような働きをしてくれているAからメールがきました。

同じ同級生のSが肺がんで昨日亡くなったって。。。

絶句!

特別親しいというわけでは無かったけど 高校2年の時同じクラスで その時は

ものすごく話が合って 学校でべたべたする仲ではないけれど一旦会話を始めると

「人生とは 生きるとは そして生き方とは」などと 青臭いけれどすっごく

中身の濃い話を何時間もできる仲でした。

卒業後偶然会った時も コンピューター関係の仕事をしていて しっかりした

考え方の彼女らしく 時代の最先端を走っているようでした。

その後 風の便りで独身でいることは聞いていましたが 特別会うこともなく

けれど忘れてしまうような彼女でもなかったので 突然の訃報は信じがたく

かといって何ができるでもなく 頭の片隅にこびり付いていました。


息子のところからの帰りの新感線の頃 お通夜がすんだくらいの時間です。

仲のいい友達Uからメールが来てお通夜の様子がわかりました。

たくさんの友達が集まり 突然のことにみんな驚きとショックを隠せなかったみた

いです。

私の通った高校は女子高で 私のいたコースは3クラスあり 毎年クラス替えを

していたため 3クラスみんなが一度は同じクラスになったといっても過言では

ないくらい仲良しが多いんです。たぶんほとんどの同級生が心を痛め 何かしら

考えてしまうショックを受けたことと思います。

もう一人の仲良しMにメールをすると 亡くなったSとは中学も一緒だった

はずだから 私以上にショックを受けていて お通夜にはいけなかったみたいで

落ち着いたら家に行ってお参りさせてもらうと返信がありました。

UもMも最後のくくりは「お互い体を大事にしよう!」でした。


足から全身露天風呂に入り 「ふっー」とため息をついて ポッコリお腹を

ぎゅーつとつまみモミモミしながらも

「健康だったらこれくらいいいよね」と自分に言いわけです。

夏の前半は楽しい思い出がいっぱいできて

「幸せに感謝だな」なんて思っていたけれど健康で暮らせることにも感謝ですね。