母の思い

昨日 大阪で学生時代を過ごし そのまま大阪で就職した娘が電話で 

「休みが続くから名古屋に行っていい?」と連絡がありました。

もちろん いつだった来ればいいのに。

娘と息子には

「福井だろうが 今住んでいる名古屋だろうが お父さんとお母さんが暮らしてい

るところが あなたたちの帰るところだから。」と話してはあります。

それでもお伺いを立ててくるのはごく自然な事。

嬉しい知らせに私の気持ちは明るくなりました。

そして 今日。

いつもの時間にアクアビクスに行って動いているときも 

「明日娘が来るのに何を作ってやろうか」 

「そのためには何を買い出ししてこなくちゃいけないだろうか」

などと考えていて 運動には全く集中できません。

アクアビクスが終了したら とっととお風呂に入り さっさとジムを後にして

買い出しです。

今日は大きいスーパーに行ってくまなく店内を回り あれもこれもと買い込み

肩も腕もちぎれそうになりながらマンションに帰ってきました。

明日はできるだけ作らなくてもいいように 煮物や湯がくものは今日のうちに

済ませようと早速台所に立ちました。

とにかく娘が好きなもので 普段ひとりでは作らないものを作ってあげようと

作業開始。


こんなんできました。

かぼちゃにジャガイモ。何しろ芋娘です。

かぼちゃを甘辛く煮つけ ジャガイモはスパイシーソルトを振りかけて粉ふき芋に

こんにゃくと竹輪の煮物 あつ揚げの豆板醤煮 まあなんとも田舎料理ばかり。

でも 私が娘に食べさせてやりたいなーと思い 考え付くのはこんな田舎料理

ばかりなんです。

もちろんサラダや酢の物揚げ物に炒め物なんかも作りますが ひとり暮らしの娘が

作らないだろうと思うものをセレクトしたらこうなりました。

それ以外にはこれも湯がきました。

おやつ代わりに良く食べていました。

明日 少し疲れた顔でちょっと照れくさそうに新幹線口に降りてくる娘の事を

思うと 母のパワー全開に何でもしてやれる私がいます。

だけど どうして毎日一緒に暮らして 子育てしているときにこういう感情が

湧いてこなかったのか!小言ばかりを言っていたのか!今になり自分の子育ての

反省をする私も確かにここにいます。